私が離婚しようと決めた訳、それは友達のタイ人の一言がキメテだったと思います。
彼女は、先日お店をオープンさせた、がっつりムスリムのモロッコ人の彼女とは全く正反対の、すんごくライトなムスリム派の女性です。
お互いに在り得ないと思ってるのが分かります。笑
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どんだけライトかといいますと、あのムスリム女性特有のベールは普段被ってなく、結婚式等の祝い事の時に被るくらい。
本当はダメな酒やタバコも、こっそり嗜んでる彼女。
10歳くらいお姉さんな彼女の人生を聞いていて・・・妙に納得してしまったんですよね・・・・。
彼女はタイの中の裕福な家庭に育ったお嬢様。
実家は歴代、ご先祖様が昔建てた家の柱を使ってるくらいのお嬢様。どういう事かといいますと・・・
ご先祖様が昔、バンコク周辺で家を建て、その当時、建築に使われた柱等が大きな大木を利用して作ってある為、木の素材があまりにも素晴らしすぎて、おばあちゃんの代でバンコクへ引越しする際、「よし、この木(柱)も持って行こう!」と、材木をえっちら・おっちら担いでお引越し、そして今の家は昔の家のその柱等を使って建てたらしい。と、いっても長年過ぎて木だから傷むし、今の家全てでは無いらしく、それでも家の1/3くらいは昔の家のままとの事で、窓がガラスでは無く、ガラスの代わりに木との事。
木の窓!?げげげの鬼太郎が住んでる家の感じの窓の様です。
それでやっぱり、古いから木の精も宿ってるんだって~。流石、神秘の国タイ!!
そんな大きなお家は、にわとりが放し飼い、毎日新鮮な卵が食べれるし、祝いの時には新鮮なにわとりまでも、食卓に並びます。庭には数種類のマンゴーの木、バナナの木、その他色々なフルーツ・・がなってるらしい。
そんな彼女は、タイではカラオケ店やレストラン、クリーニング店やインテリアデザイナーも手掛けてたキャリアウーマン・・・てかこういうのタイでは、
金さえあれば全て可能らしい。
ドイツや日本みたいに、免許だの衛星だの政府から色々と厳しいチェックが入らないので、やろうと思えば簡単に、金さえあれば出来るとの事。
たぶん全て、それなりに成功してるみたい。
そんな彼女がまだ子供を授かって無かった頃、当時25歳くらいの頃のお話しです。
経営してるレストランの常連のお客さん(女性)がある日突然、
「すこしの間だけこの子を預かっておいて・・」と、
まだ10ヶ月くらいの女の赤ちゃんを彼女に手渡したそうな。
まぁ。お客さんだし、顔知ってるし・・・。が、しかし!!
赤ちゃんを預かったが最後、
その後、連絡が途切れてしまい、彼女は店にも顔を見せなくなり・・・。
そんなこんなで、他人の赤ちゃんを結婚もしてないのにシングルマザー?として育てるハメに・・・突然、赤ちゃんとの生活が始まりました!!!
タイ、凄い!!そんなんアリなタイランド。
でも、彼女は店のオーナー、仕事を毎日休める筈もなく、仕方がないので、近くに住んでいた両親の元へ事情を話して預かってもらう事に。
最初はかなり戸惑った両親も、仕方が無いので、全く見ず知らずの他人の赤ちゃんと生活する事に。
お父さん、お母さんも、凄い、流石、タイ!!!
そんなこんなで数週間後~、突然、赤ちゃんがが熱を出します。
一向に下がらない熱、苦しそうな赤ちゃん。
見ているととても可哀相なので、病院へ連れて行く事に・・・。
なんと、そこで、お医者様から驚きの事実が発覚します。
「残念ですが、この子は・・・」
エエエエエエエイズ~!!!???
しかもこの時点で結構、進行していたらしいとの事。
まだ10ヶ月の赤ちゃんなのに・・・どうやら、お母さんのお腹の中で、感染してしまった様です。
次回へ続きます。