友達のモロッコ人の女性が、お店をオープンさせました。
彼女とは去年のドイツコースで知り合って10ヶ月を共にした仲。
がっつり派のムスリムの彼女。
頭にはベールを被り夏でも長袖スタイルで肌の露出ゼロ。今回、恥ずかしいからって撮影を拒否られましたが 、なかなかのモロッコ美人です。
旦那さんとは、遠距離の為、電話で三回話しただけで結婚を決意したそう。イスラムでは珍しい話しでは無いらしい。
私も含め、勿論ドイツコースで知り合った仲間は、皆外人でこの異国の地でどうにか奮闘しながら生きてます。
今回、稼ぎの良い旦那さんが色々と資金面で工面してくれて店のオープンまでこぎつけたんだって。旦那さんも、平日お仕事帰りは店に立ち寄りお店の手伝い。
内装は、アラビア風。このタイルはスペインのアンダルシアでも有名で、あの頃の生活が懐かしいな〜。
スペインと一緒だよ〜!!と言うとアンダルシアなんてアラブの一部だったからね〜との事。そうでした!!! スペインが本場のをパクってたね。笑
結婚した当初から旦那さんは彼女に店を持たせてやりたい。のが口癖だったらしくこの度、現実の道へ。
旦那さんもムスリムだから、前に彼女と旦那さんと町で、すれ違った時、すれ違いざまに彼女に手を振ると、なんだか変な異変に気づく。。。どうやら私は男友達も一緒だったので、他の男がその場に居たのがNGだった模様。
店持ったら見ず知らずの男の客にも愛想振りまかねばならんのに、彼の嫉妬は大丈夫なのかね。
まぁ何はともあれ、結婚前に電話を三回しかしてないのに、男が一度決めたら一生の伴侶の幸せを願う・・・そんなムスリム魂が素敵~。
私なんて同棲ずっとしててコレ(離婚)だからなぁ~。。。
そんな彼女は只今妊婦さん。この月曜日に発覚したらしい。店を持ったからそんな気当分無かったのに、前から欲しいとは言ってたけど、でも店をオープンさせたからやっぱり当分先と思ってた矢先。人生、来る時には一気に色々来るみたい。。。
お店のメニューは全てモロッコのサンドイッチになります。
豚は無くて、全てハラルらしい。
上はチキンのサンドイッチ、その他にラムと牛肉のソーセージ、小さなハンバーグ、心臓とレバー味もあるらしい。
お店をオープンさせて直ぐラマダンの季節に突入してしまったので、客足激減 (ToT)/~~~で嘆いておりました・・・。
ラマダンは一ヶ月間、あと残り2週間続きます。
来年から、ラマダン時期にはもう店を閉めて、バケーションに行く事に決めたとの事。
ムスリムの方、太陽がある時はごはんも水も食べない、飲まない、中には歯磨きしない人も。。なので、お店のオープン時間に来る人の数がめっきり減っております。
彼らは21時以降からご飯を食べても良く(この時期のドイツは21時でもまだ陽がありますが、時間で決めてるんだって)そして常に親戚を集めてのパーティーが翌朝3時頃までつづくとか。そういえば、去年の彼女はこの時期、疲れて死んでおりました・・。女性は一日中大勢のご飯の準備、夜のパーティーに備えます。
イスラム系企業で働く人は良いけど、ドイツ系企業で働くムスリムは周りからの理解が得れず大変そう。この時期、イスラム系企業は始業時刻を遅らせてるらしい。だって朝までパーティーして翌朝普通に出勤できません!!
気になるお店の場所は:
Ulmerstrasse7b Augsburg
定休日: 月曜日